デバッグ モードでは、ビジュアル テストを 1 ステップずつ再生できます。ステッピングと呼ばれるこの方法により、再生中にステップを段階的にトレースして、テスト ステップの実行順序、特定のステップによって返されるデータ、およびステップが正常に実行されるかどうかを確認できます。
ステップ イン はテストの詳細分析に有効であり、変数の使用やターゲット アプリケーションとの対話に対する各ステップの影響を確認することができます。
別のビジュアル テストまたはスクリプトを再生するステップ以外のステップで ステップ オーバー を使用すると、ステップ イン を使用した場合と同じになります。次のステップのみが実行されたあと、再生は停止し、再びデバッグ モードになります。
ステップ アウト は、別のビジュアル テストに挿入されたビジュアル テスト内のステップまたはコード行で再生が停止されているときに、残りのビジュアル テストを再生して元のビジュアル テストに戻る場合に使用します。挿入されたビジュアル テストまたはスクリプトの残りの部分の再生が実行されたら、元のビジュアル テスト内の次の行で再生が停止し、再びデバッグ モードになります。
カーソルまで実行 は、ビジュアル テストまたはスクリプトを再生して、実行時エラーが発生したポイントの直前で停止する場合に使用します。これにより、ブレークポイントを挿入することなく特定の行またはステートメントで再生を停止できます。再生が停止したら、別のデバッグ オプションのいずれかを使用して再生を継続できます。
ステッピング コマンドには、デバッグ メニューからアクセスします。