処理
一連のキーストロークをコンソールに送信します。
構文
ConsoleWindow.TypeKeys (sEvents [, nDelay, ensureFocus, sItemIdentifier])
変数 |
説明 |
sEvents |
入力するキーストローク。STRING。 |
nDelay |
省略可能:キーストローク間の遅延 (秒単位、小数可)。NUMBER。 |
ensureFocus |
省略可能:アプリケーションを自動的に前面に移動し、メソッドを実行したコントロールにキーボードのフォーカスを設定するかどうか。この処理は、最初のキーを入力する前に実行されるため、入力するキーを複数指定した場合、キーストロークごとに再確認されることはありません。この変数は、デフォルトで TRUE に設定されています。BOOLEAN。
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sItemIdentifier |
コンソール ウィンドウのインデックスまたはウィンドウのキャプション。このパラメータが指定されていない場合、Silk4NET は最初に見つけたコンソール ウィンドウにキーストロークを送信します。STRING。 |
メモ
- 開いているコンソールがない場合は、TypeKeys によってコンソールが開きます。
- Windows の場合は、入力する前に TypeKeys によってコンソールに入力フォーカスが設定されます。
- nDelay を指定した場合、この値は、SetOption で設定された、OPT_KEYBOARD_DELAY オプションを使用した設定値よりも優先します。
- キーストロークが認識されない場合は、使用する遅延の値を大きくすることができます。
- キーの後に、そのキーの入力頻度を定義するカウンターを配置できます。カウンターは遅延と組み合わせることができます。
- 遅延時間中は画面がロックされ、マウスおよびキーボードとの対話は不可能になります。
- DOM に拡張機能を使用して記録している場合、TypeKeys("<Tab>") はキャプチャされません。入力するオブジェクトはスクリプトで直接参照されているため、この手動の Tab を記録する必要はありません。必要に応じて、スクリプトに TypeKeys("<Tab>") を手動で入力できますが、この Tab は記録されません。
- Ctrl-Shift などのキー グループを指定した場合、プラスおよびマイナス記号はサポートされます。
例
次のサンプル コードは、コンソール ウィンドウで dir コマンドを実行し、ディレクトリのファイルとフォルダをリストします。
// VB
ConsoleWindow.TypeKeys ("dir<Enter>")
// C#
ConsoleWindow.TypeKeys ("dir<Enter>");