Information Service に接続するポートの構成

このタスクを開始する前に、Silk Test Open Agent を停止します。

大抵の場合、手動でポート番号を設定する必要はありません。Information Service はポート構成を自動的に処理します。エージェントとの接続には、Information Service のデフォルトのポートを使用します。これにより、Information Service によって、エージェントが使用するポートに通信が転送されます。

Information Service のデフォルトのポートは 22901 です。デフォルトのポートが使用可能であれば、ポート番号を指定せずに単純に hostname だけを入力できます。ポート番号を指定する場合には、Information Service のデフォルトのポートまたは追加したポートの 1 つと一致していることを確認ください。間違ったポートが指定されていると、通信に失敗します。

必要に応じて、Information Service に接続するためにすべてのクライアントが使用するポート番号を変更できます。

  1. infoservice.properties.sample ファイルに移動し、開きます。
    • Windows システムでは、このファイルは C:\ProgramData\Application Data\Silk\SilkTest\conf にあります。ここで、「C:\ProgramData」は、Windows システムにおいてデフォルトで設定されている環境変数 ALLUSERSPROFILE の値です。
    • macOS では、このファイルは /Users/<ユーザー>/.silk/silktest/conf にあります。
    このファイルには、コメントとサンプルの代替ポート設定が含まれています。
  2. 代替ポートの値を変更します。 大抵の場合、ファイアウォールとの問題を避けるために、特定のポートに通信を強制するように Information Service ポートの設定を構成します。

    ポート番号は、1 から 65535 の間の任意の数値を指定できます。

    • infoservice.default.port: Information Service が実行されているデフォルト ポートです。デフォルトでは、このポートは 22901 に設定されています。

  3. ファイルを infoservice.properties という名前で保存します。
  4. Open Agent、Silk Test クライアント、およびテストするアプリケーションを再起動します。